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「遙か 遙か3」
【九郎×望美】

蝉時雨 ※R18

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蝉時雨 【九郎×望美】 ※R18



*** ***

京の夏はさぞかし暑かろうと思いながら書きました。
ちょっと時代風景を出す為に家の造りとかも調べて書いたので、
分かりにくい個所もあると思いますが、文末に簡単な説明を付けています。

中身はガッツリエロです(笑)
九郎さんが望美の寝込みを襲っちゃう話ww
しかも、白昼堂々とwww
あれ?おかしいぞ・・・?身も蓋も無い・・・;

*** ***







何をするでもなくともじっとりと汗ばむ肌は、止む事の無い蝉時雨(せみしぐれ)に追い討ちを掛けられ、不快指数を上げていく。
京の夏が暑く、冬が寒いことは元いた世界の京都と酷似すると考えれば予想も出来たし、ある程度の話は聞いていた。
しかし…─────

「ハァ…暑いなぁ……」

日差しが燦々(さんさん)と照りつける庭先を横目に、望美からは盛大な溜息が漏れた。
望美は邸裏に位置する一番風通しの良い簀(すの)子に腰を下ろすと、纏った小袖の合わせを僅かに緩め、高欄に背を凭れた。
僅かにできた貴重な日陰は床をひんやりとさせ、心地良い。
蝉の声が響き渡る中、望美は次第に瞼を重くさせていた。
虚ろになる頭で、そういえば…と思考を働かせると九郎の顔が脳裏を過ぎった。
役目から戻る九郎を出迎えるのが望美の日課になっているのだが、九郎が戻るまでにはまだ時間も充分にあった。

「…ちょっとだけなら、大丈夫だよね…」

望美は、自分に言い聞かせるように甘い眠気に誘われた。









九郎が規則正しい寝息を立てる望美を発見したのは、数刻前のこと─────






久し振りに役目を早く切り上げて帰ってみると、望美の出迎えが無い事に九郎は望美の身に何事かあったのではないかと不安になった。
着替えを促す女房を除け、邸中を速足で望美を探した。

「望美…望美っ!居ないのかっ!?望美っ!!…まさか、この邸に居ながらにして何者かに奇襲でも掛けられたか…?否、有り得んっ!」

よからぬ考えを振り払いながら邸の裏手の簀(すの)子に差し掛かった所で、九郎は望美を発見した。

「望美……」

九郎は望美の傍へ膝を突き、その寝顔を見やると、薄っすらと汗ばんだ額に貼り付いた前髪をそっと払い除けた。
寝苦しいのか、眉間に皺を寄せたまま眠り続けている望みを見ている内に、九郎はこんな所で寝こけるなど油断するにも程があると怒鳴りつけてやろうと思っていたことなど吹き飛んでしまった。

「全く…仕方のないやつだ。おい、望美?こんな所で寝ていては風邪引くぞ」

労るようにそっと声を掛け、望美の小さな肩を揺すった。
が、当の望美は、いやいやをするように首を横に数回振ると、九郎の胸元に倒れ込みそのまま寝息を整えていった。



九郎は思わずゴクッと、喉を鳴らせた。
これは一体何の拷問だというのか。
藻掻いた拍子に乱れた着物の裾からは、白く細い脚が無防備に投げ出され、視線のすぐ下には緩められた袷(あわせ)からたわわな胸元が顔を覗かせている。
ただでさえ、柔らかな感触と鼻腔を擽(くすぐ)る望美の香りに、九郎のなけなしの理性は既に事切れる直前だ。

「人の気も知らないで、このバカ……」

そっと髪を梳いてやれば、サラサラと指の間をすり抜ける。
頬にかかった髪を耳に掛けてやると、九郎は愛しげに頬を撫で、少しだけなら…と、口唇を近付けた。
あと少しで口唇が触れ合うという時、望美の睫が震えた。
九郎はドキッとして望美の顔を伺った。
だが、まだ目を覚ます気配はない。
もぞもぞと動いては九郎の胸元に擦り寄り、微かに開いた口唇がぽつりと声を発した。






「……んっ…九郎さ…す…き……」






はっきりと聞こえたその言葉に、九郎は目を見開いた。
望美を抱き締める手も震える。
たらりと額から汗が流れるのが分かった。
外はこんなにも暑いというのに、それは酷く冷たく感じた。
そもそも、顔が異常なまでに熱いのは、きっと気温の所為だけではない。
勝手に早鐘を付く心臓も、絶え間なく泣き続ける蝉の声も、ただ─────



─────煩い。



本当に聞きたい声は─────



「望美……もう起きてくれ…でないと俺は…─────」






我慢できそうにない……─────






眠り続ける望美に最初は啄ばむように、そして徐々に深く口付けていく。
咥内に捩じ込んだ舌先は踊るように歯列をなぞり、すぐに望美の舌を捕らえた。
眠り姫を目覚めさせる王子の口付け…にしてはかなり強引で激しいそれに、望美の意識はあっという間に覚醒した。

「っんん!?…ッ!!!」

何が起こっているのかサッパリ分からない。
否、強引なまでに口唇を奪われ、開いた瞳が捕らえた相手が九郎だという事までは望美も分かった。
だが、何故そんなことになっている?
けれど、今はそんなことすら考える余裕が無い。
躰はしっかりと力強い腕に抱き締められ、後頭部も押さえられている為口付けから逃れる術が無い。
何より、嫌ではないのだから性質が悪い。
気付けば望美の瞳は再び閉じられ、咥内では九郎の舌先を追い駆けるようにして口付けを受け入れていた。
ようやく離れた時には互いに蕩けるような顔で見合った。

「九郎さん、あの、何でこんな…」
「そっ、それは……その…お、お前が悪いんだぞっ!!」
「は?な、何よそれっ!大体いきなりあんな真似されるようなこと身に覚えがありませんっ!!」
「だからだっ!!」

いつだって、無防備で危なっかしい。
剣を持たせればその腕が確かなのは百も承知している。
だが、女なのだ。
男の自分と比べて望美の躰は細く、力も弱い。
あんなあられもない姿を…ましてや、愛おしいと思う女人のそんな姿を見せられ、トドメとでも言わんばかりにうわ言に自分の名を呼ばれでもした日には我慢など利く訳が無い。
九郎は、望美の背をそっと抱き寄せると、首筋に顔を埋めた。

「ちょっと、九郎さん。…やだ、こんなところで……だって、まだこんなに明るいのに」
「滅多な事じゃ人は来ない。それに、これだけ煽りを掛けられた俺の身にもなってくれ…」
「え?……ぁ…」

反論する間もなく、望美は腰をぐっと引き寄せられると、腹の辺りに当る硬いものの存在に気付き頬を赤らめた。
切なく眉を寄せ「望美…」と請う様に名を呼ばれれば胸の奥がキュンと軋む。
拒める筈がないと知られているようで少し悔しい気もするが、程なくして九郎の首に腕を絡めた。






誰か来てもすぐに身を整えられるように、服は繋がる為の最小限だけ乱した。
望美は着物の裾を割って跨った九郎の膝の上で、猛る九郎自身をその身に埋め、しっかりと繋がっていた。
肌蹴た胸元はしっとりと互いの体温を分け合い、下から聞こえる淫猥な水音が更に熱を上げさせる。

「っあぁ…っんぁ…ゃ…ッ」
「あまり甘い声をだすな…人が来るぞ?」

少し掠れたいつもより低い声色に、望美は躰の中で何かが疼くのを感じた。
呼吸を荒げているのはお互い様だというのに、九郎は何処か楽しげで、余裕の無いのは自分だけだと思うと益々悔しくなった。
いつだって、向けてくれる愛情も温もりも大好きで、九郎だから受け止めたい、同じ様に愛したいと思っているのに……

「だって…はぁっ…ぅンッぁ…あっああぁ…駄目…そんなにしちゃ…」
「まだ…もう少しでいい…望美……」






─────……お前を感じていたい……─────






けれども九郎の突き上げは更に激しく、望美は無意識にその動きに合わせる様に腰を上下に揺らした。
乱れ狂う望美の白い肌が肌蹴た着物の奥で九郎を誘う。
九郎は腰の動きをそのままに、貪るように首筋から鎖骨…そして柔らかな乳房へと口唇を這わせた。
幾つもの赤い花弁を散らせ、愛を伝える。
望美の細腰を支えるには片腕で充分。
残る一方は乳房を弄り、頂きで赤く膨れる果実を捏ねるように愛撫した。
一つ一つの刺激に望美は九郎を締め付けた。
背を仰け反って剥き出しになる胸元に、九郎は一瞬顰めた顔を悟られないように埋めた。



もっと…もっと触れていたい。
望美が誰よりも大切で、愛していると伝えたい。



まだ果てる訳にはいかないのだと懸命に堪えながら、何度も望美の最奥を打ちつけた。
緩急を付けながら腰を進め、苦しそうに空を仰ぐ望美の顎先を捕らえると、舌を絡ませ不覚口付けた。
甘い唾液はどちらのものとも知れず、つつーっと望美の口角を伝い落ちる。
九郎はぺろりと舐め取ると、触れるだけの口付けを落とした。
それは口唇だけに留まらず、瞼や頬、鼻の頭まで、全てを慈しむような優しい口付け。

「望美…愛している……」

うわ言のように何度も囁いた。
確かめるように、大事に大事に思いを籠めて…
すっと伸ばされた華奢な掌が九郎の頬を包み込み、羽のような口付けが降りてきた。

「九郎さんばっかり…狡いです。わ、私だって…九郎さんの事、愛してるんですからねっ!!」

私にも言わせてと子供が強請るようにムキになる望美が可愛くて、そうだなと告げた九郎の口許が柔く弧を描いた。






高みを迎えるべく、槍を打ち付ける速度を次第に増す。
望美は、ドクドクとはち切れんばかりに膨張した九郎自身が最奥を突くたびに限界が近づいているのを感じた。

「っああァーッ!…やぁ…っんぁ、ぁ…あああっ……ッ!!」

途端に収縮がきつくなると、望美は数回躰をびくつかせ、くたりと項垂(うなだ)れた。
九郎は高みを迎えたのであろう望美を労るように抱き締め、うっと小さく声を漏らす。

「…クッ…そろそろ限界か…」

最後に数回腰を突き上げ、望美の膣内に白濁を散らせた。



望美が目を覚ますと着物は綺麗に整えられ、すっぽりと九郎に抱き締められていた。
辺りはすっかり夕焼けの橙色に染まり、九郎の髪が一層輝いて見えた。
瞳を細めて柔く微笑む望美に気付くと、九郎はスッと望美の髪を一掬い梳いた。

「起きたか。望美、躰はその…辛くないか?」

何処かばつが悪そうに頬を真っ赤に染め、目を泳がせる。
あんなに力強く求めていたというのに…
望美はふふっと微かに笑みを零し「大丈夫ですよ」と頭を九郎の胸に預けた。
夕闇が訪れるまでの間、二人は静かに時を過ごした。
互いが隣に在る幸せを確かめるかのように。












蝉時雨に包まれて……─────











※簀子(すのこ)…今で言う縁側。
※高欄(こうらん)…簀子を囲うように造られている欄干。




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